2017年09月28日

「コーラスライン」監督:リチャード・アッテンボロー(1985年)

ブロードウェイのダンサーたちを主役にした群像劇のミュージカルです。オーディションに集まる沢山のダンサーの卵たち。集団で踊り、ばっさばっさと振り落とされていくのが圧巻です。必死になって職を得ようとしますが、それで得られる職は、役名もない後ろで歌って踊るコーラス。

歌って踊る、というのは物心もつかない小さな子供でもやります。人の本能に組み込まれた楽しみなのかもしれません。その本能的な楽しみを職業にしよう、というのは厳しいです。音楽、美術、ダンス、人の楽しみ、憧れとなる職業には多くの人が集まり、そしてそれで食っていくのは大変厳しい道なのは古今東西変わりなく。

名もないダンサーたちの半生を語らせると、きらびやかなショーの後ろにある現実の人生がつらくしんどく、だからこそ、キラキラしたショーが必要なのかもしれません。途中でDVDを止めようという気も起らず、あっという間に観終わりました。

主題歌は誰もが一度聞いたことがあるかと。ビールのCMで使ってた曲ですね。

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ラベル:ミュージカル
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2017年09月26日

「けものフレンズ」テレビ東京

8月に再放送をしていたので、録画して一気に観ました。

ゲームのチュートリアルのような話の進み方で、元々ゲームが出る予定だったのだという話も納得です。女の子ばっかり、というのがなんかおかしな世界です。男が全くでてきませんよね?

主題歌がキャッチ-で良かったです。

毎回ステージを進んでいき、新しいキャラを登場させる、というゲーム的縛りのせいで、脚本のつくりが不自由な気もしました。12回しかない話なので、そんなに新しいキャラをバンバン出すより、最初からいるキャラをもっと深堀したほうが、面白い話になるかとも思うのですが。

しかし、本当に女の子ばっかり、という世界観が不思議すぎます。皆さん違和感ないんですかね・・・。

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2017年09月23日

「アメリ」監督: ジャン=ピエール・ジュネ 2001年

ポスターの写真と、広告のコピーの印象から、現代に生まれたかわいい魔女の話かと思ってました。

魔女とかのファンタジーではなく、学校に通わず家庭で勉強して成長した風変わりな空想大好きフリーター女の子の恋の話でした。

フランスらしい皮肉っぽい笑いとセックス、ナンセンスなリアリティ。ハリウッド、ディズニーの完璧なくっきりすっきりエンターテイメントとは異なる人間と社会の綾を細かい演出で表現する、エスプリな感じ。

美男美女の完璧ラブストーリーじゃなくて、主役、脇役も含めた、完璧ならざる人間たちのでこぼこコンビ、まあお似合いなんじゃないでしょうか、カップルストーリーです。

エンターテイメントみてすっきりしたい人には向かないかもですが、フランスらしい映画です。

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2017年07月19日

「君主論」マキャヴェッリ 訳)河島英昭

かの有名なマキャベリズムの原典。普通の文庫本のサイズですが、本の厚みの半分は注釈です。要するに本体は薄いのです。

フィレンツェで公務員をしていたマキャヴェッリが失業して、失業中に当時のフィレンツェの君主あてに書いた本です。なので、基本は君主という立場である人に向かって「あなたはこうするべきだ」と色々助言をしている内容です。で、私はこんなに役に立つので使ってね、雇ってね、ということかと。

中身は短いのですが、本の厚みの半分の注釈が必要であるのは確かです。当時のイタリア情勢はもちろんのこと、古代ギリシャ、ローマ帝国の事例、皇帝、将軍なんかがバンバン例示として出てくるので、ヨーロッパ史に詳しくないと注釈なしではついていけないです。

私はあんまり注釈読まなかったのですが、それは塩野七生の「ローマ人の物語」全集と、「ルネッサンス集」を昔通読したので、なんとなく人の名前もエピソードも覚えていたからです。

最近では惣領冬実が漫画でチェーザレ・ボルジアを描いてますね。ちょうど彼がマキャヴェッリの同時代になります。この君主論の中でもバレンティノ公(チェーザレ・ボルジアのこと)をほめています。とっても高評価。

当時はイタリアがいくつもの王国や教会領、共和制や君主制の都市国家に分かれていて、群雄割拠もいいところ。もちろん栄枯盛衰激しいわけで、君主がどうやって政権を維持するべきか、というのを説いています。

なんか、この手の本は、北朝鮮の将軍様とか愛読してそうだなあ。と思いました。

政治家とかじゃないと読んでも意味のない本かといえばそうでもなく。

戦争するのに傭兵や他国の援軍に頼っちゃだめ!

というところの理由を書いている章は、おもわずIT業界、SIer業界を思い浮かべました。下請けの業者に頼ってちゃだめよ、ということですね。いいシステム作りたいなら、下請けに頼むんじゃなくて、自分で正社員雇って、正社員のエンジニアに作らせなさいってね。うん。

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2017年06月03日

「夜の来訪者」プリーストーリー (訳)安藤貞雄



舞台用の戯曲。息もつかせぬどんでん返しの連続でとてもスリリング。世界大戦前の1912年のイギリス設定。一見、裕福で幸せな一家の一人ひとりの問題、人間の薄暗いところをあぶりだす内容です。

英語直訳なら「警部の訪問」というタイトル。内容的にはその通りなのですが、「夜の来訪者」のほうが暗示的でかっこいいですね。まるで映画の「慕情」も日本語タイトルいいですね。

薄くてすぐ読めるのでお勧めです。

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