2017年04月30日

3月のライオン 12話~22話

sports_syougi_taikyoku.png撮りためていたアニメをようやく観終わりました。11話までより主人公が前向きになってきて、成長してきていいですね。青春めいてきました。

落ち着いたじっくりと人を描くアニメはとても面白いです。私のような年代でも見れるので、こんなアニメをもっと作ってくれないかな、と期待してます。

東京、中央区の隅田川近辺の風景がおもわず、ああここ見たような気がする、という気持ちになります。主人公の暮らすマンションのちょっと特徴のあるベランダの柵も、ああ、こういうマンション見た気がする、と記憶が刺激されます。身近に感じられるお話はやはり引き込まれますね。

アニメの中では孤高の天才、とてつもない手にも届かない存在として描かれていた羽生さんですが。現実では彗星のように現れた中学生プロ棋士が、羽生さんをコテンパンに倒してしまうというアニメを超えた展開になっています。昨年のスマホでカンニング問題からごたごただった将棋の世界が明るくなるニュースですね。いやあ、すごいなあ。

続きは10月から、ということで。たぶんアッと今に10月になっちゃうだろうなあ。何も私は成長しない間に。

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2017年04月29日

「熊の場所」舞城王太郎

短編集。3編入ってます。

1.恐怖に立ち向かうには。
2.弱いやつはやられるという人間の集団生活の仕組み。
3.モトヤンの女の子が体当たりでアホな彼氏と人生前向きにはじめたとたんの喪失。


特に2の『バット男』はリアリティがあって怖いです。子供のころ似たような感じの人がいました。近くに。そして中学生になると、いじめとか無視とかよくある女の子集団の中での生存競争に突入。子供にとっては結構なサバイバルでした。

うちの母も、「お母ちゃんが機嫌が悪いと、姉ちゃんを怒る。そしたら姉ちゃんが私をいじめる。私は末っ子だから、いじめる相手がおらんけん、猫を蹴る」と言っていました。弱肉強食は大昔からの真理です。


子供が狙われる犯罪、というのも子供が犯人より弱い存在だから対象になるわけで、一時期よく聞いた親父狩りは「集団」で「おっさん一人」をやるから、これも弱肉強食。
このシステムにどう立ち向かうか、というのは現代人にとっては切実なテーマ。特に守りたい弱い人がいれば。

こういった個人にとって切実な問題を、個人の内面から正面突破して書けるところがすごいです。きれいごとでは済まないことはなんとなくわかってるけど、グロく見せ付けられるとさすがにつらいです。読後感がいいわけじゃないのですが、文芸、文学ですね。

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お風呂でグラスを割ってしまいました

ofuro_nyuyokuzai_woman.pngワイヤレステレビを観ながら、長風呂をしているとのどが渇いてしまうので、ビール用のグラスにコーラを入れてのんびり飲むのを習慣にしていました。

ある日、うっかり肘が当たって見事にグラスを落として割ってしまいました。

ガラスはむき出しの肌に危ないし、気に入っていたグラスだからショックだし、でハートブレイクです。

注意して掃除したのですがやはり小さなかけらで足の裏を切ってしまいました。。。

おっちょこちょいなので、どうしても物は落としがちです。包丁もよく台所で落とします。危なすぎます。ウェッジウッドの素敵なティーカップとか、ほしくても買えないのは確実に落とす自信があるからです。

おとなしく、ステンレス製の耐熱マグを物色しています。。。優雅な時間を過ごすには、まず人間が優雅な人じゃないといけないということで。私には無理ですね。。。

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2017年04月28日

「異邦人」アルベール・カミュ


何事においても淡々と無感動で、彼にとって自明で論理的・合理的な思考の元に行動する主人公と、社会の断絶が素晴らしい本です。

以下ネタバレ注意。

長いことあっていない母親が死んでも、とりたてて悲しいと思わない主人公。母親が死んだところで、疲労がたまっていれば眠いし、腹が減るのは仕方が無し、魅力的な女がいれば単純に反応してしまうのです。しかし、一般には、母親をなくした息子というのは嘆き悲しむ役を、暗黙のうちに求められている。普通の人はその期待にこたえて、多少なりとも演技をするものです。しかし、彼は全く演技をしない。

単なる知人の男が語る恋人への暴力の正当性も、その男だけの言い分を聞けば、正しく聞こえる。だから正しいと判断する。その男の胡散臭さに偏見を持たない極めてニュートラルな判断、、、のように見えます。

暴力を振るわれた女の親族とのトラブルで主人公は殺人を犯してしまうが、これは過剰防衛気味とはいえ、過失でおさまるような行為。

しかし、裁判では殺人行為ではなく、母親の死を嘆かなかったという行為のために彼に不利に展開してしまいます。いわゆる情状酌量を求めて、こんなに被告人は心優しい人なんです!という主張は現代日本の法廷でもよくありますね。でも、この主人公は全くいい人演技をしないのです。社会に期待された役柄を演じないと非難されても、彼は自分の中の法則をまげず、あくまで誠実に正直に話します。なんか意固地になった子供みたい。

何故泣かないのか、何故殺したのかという問いに彼は答える。悲しくないから。太陽が眩しかったから。このフレーズ有名ですね。太陽がまぶしかったから。

今でも不可解な殺人が起こったときテレビで「犯人の心の闇!」みたいな動機の解明がとても重要視されているわけですが。実は意味がないのではないでしょうか。どんな動機であろうと犯罪者には必要十分な動機であり、それが世間一般の常識と一致するかどうかというのは犯罪の結果を左右しないわけです。

一つポイントがあるとしたら、情状酌量の余地があるかどうかなわけですが、ぱっと見余地なし、だったらそれ以上「心の闇」を解明する必要はないのかもしれません。情状酌量の余地なしのところに行ってしまえば、その「心の闇」とやらが水深1メートルだろうが100メートルだろうが量刑は変わらないわけで。イッてしまった人間の趣味嗜好を理解することはできないし、そういうのは覗くだけでも心がブルーになるので見ないほうがいいと思われます。君子危うきに近寄らず。深淵を覗くとき深淵もまたお前を覗いているのだ、というやつです。ミイラ取りがミイラ。

凶悪事件が起こるたびに「動機の解明」マスコミを賑わしているのもわかる気はすのです。異分子を排除する、構成員を同一化しようとする社会の防衛作用の一種でしょう。自分たちに理解できないルールを持つもの、自分たちに害を及ぼすルールを持つものは排除しなければならない。それが社会の安定を保ち、治安を維持する方法です。

個性を大切に、とか多様性を受け入れようなどと理想を言ってみても、均質化・同一化が社会にとって安全であるのは自明の理であり、社会の許容範囲内で個性的でなければいけないのです。そう、許容範囲内で。


結局彼は犯した犯罪ではなく、母親の死を嘆かないような奴は社会にとって害悪であることを為すに違いない、という検事の声高な弾劾によって死刑となってしまいます。小説のラストは苦しいほどだ。社会とのつながりの証明のために、公開処刑のときに自分を罵り呪う声を聞きたいと願う。相容れない存在である社会と彼。受け入れられないのであれば、思いっきり憎んで欲しい、というのが良くわかりますスルーされると悲しすぎる。自分の存在がなくなるように悲しい。それならあらん限りの声で罵って欲しい。まるで愛し合ってるように。

主題と展開が完璧なまでに素晴らしく、また小説としての表現もとても素敵です。短い作品ながら完成まで4年の歳月かかったというのが頷ける濃縮度。作中のアルジェの気候がまた鮮烈な印象を与えます。傑作というのは、いつまで経っても傑作です。

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部屋の中から花が見たい

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今、パンジー、ビオラをベランダで育てており、とても花盛り、素敵なのですが、ベランダに出なければ見ることができません。

窓ガラスの下半分がすりガラスになっているからです。上半分は透明なので空は見えますが、下半分は何も見えない・・・。プライバシー保護のためだと思うのですが、どうせベランダは、コンクリの壁で外からは見えないのです。すりガラスにする必要性がないと思うのですが。。。

せっかくベランダに花が咲き誇っていても、部屋の中からは見えません。せっかくなら長く鑑賞したいものです。

で、今考えているのは、ベランダの手すりにプランタをぶら下げたらどうかな、ということです。そうすれば部屋の中から花が見える。

部屋の中で花を育てるのは、温かい季節にはちょっと危険です。虫が湧くので。そういうわけであくまで外で育てたい。でも花は観たい。

なんか考えないとですね。

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ラベル:園芸
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